一回で通りました。評価はBです。参考にどうぞ。
ここでは小学校5年生、6年生にて扱う社会科単元の教材化される社会事象や意味の解釈について述べる。または、その教材に対して教育的価値にも触れていく。
まずは、さまざまな単元がある中から、5年生で扱う「自動車をつくる工業」と6年生で扱う「国の政治のしくみ」を中心として考えていく。「自動車をつくる工業」では自動車をつくる工夫を通じて、日本の工業生産について意欲的に調べることによって、それらにかかわっている人々の工夫や努力などの社会事象が理解できる。そして、その事象から工業生産を支える貿易や運輸などの働きについても理解ができる。その他にも、国民生活を支える日本の工業生産について、さらに考えられる。身の周りでよく見かける自動車を教材化にすることによって、どのようにして自動車が出来ているのか、日本の工業にはどのような価値があるのかという探究活動が行える。それは、身近のものに対しては興味が沸きやすく、関心も持ちやすいからである。
自動車工業を単元で扱うとさまざまな視点から日本工業を学ぶことができる。日本は資源の少ない国であるが、日本工業は加工貿易が主流である。そのため、この自動車工業を中心に日...