相談援助演習(相談援助における面接の基本姿勢および用いられる技法、「構造化された面接」「構造化されていない面接」)

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    資料紹介

    次の2点についてまとめなさい。①相談援助における面接の基本姿勢および用いられる技法について、その意義と内容および効果について述べなさい。②「構造化された面接」「構造化されていない面接」について、それぞれどのような場面でどのような形で行われ、そして何に留意しなければならないかについて述べなさい。

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     ソーシャルワークが100年余りの歳月をかけて育んできた、専門職としての面接技術は、クライエントとともにあり、話し合い、その主体性を重視する援助の方法であり、ソーシャルワークの理念が体現化されている。
    福祉ニーズをもち、困難な状況にあるとき、人はそれについてともに考え、ともに解決に取り組む人を必要しており、現代社会の複雑な福祉ニーズに対応するため、ソーシャルワーカー(以下、「ワーカー」と記載。)は、専門職としての価値、倫理、知識等に加え、技術を持つ必要がある。そのなかで、人に寄り添いながらともにニーズの充足を図るための面接技術は、特に重要なものである。
     相談援助の前提となるのが、援助者の基本姿勢である。援助者の基本姿勢は、バイスティクの古典的な七つの原則に表れており、さらに、カウンセリングの基本姿勢としてあげられる「無条件の積極的関心」「共感的理解」「純粋性」なども重要な要素である。
    面接の技法としてあげられる「傾聴」「共感」「支持」の姿勢が重要なことはいうまでもない。専門職の相談援助面接でも「傾聴」がその最も重要な姿勢となる。また、クライエントの感情を理解しようとし、支えようとする...

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