【佛教大学】日本の歴史 第一設題

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    資料紹介

    佛教大学通信過程Q0101「日本の歴史」第一設題のリポートです。
    2018年度にB判定で合格済です。
    リポート作成の参考にしてください。

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    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    鎌倉幕府と執権政治について

    ・はじめに
    鎌倉幕府は源頼朝によって開かれた武家政権である。鎌倉幕府においては極初期には将軍家である源家による湘軍中心の政治体制が敷かれたが、次第に源頼朝の妻北条政子の一族である北条家が権勢を握ることとなった。その際に代々北条家が就任し、幕府運営における重要な役割を担った役職が執権であり、執権によって幕府運営がなされた政治体制を執権政治と呼ぶ。この執権政治のあり方を鎌倉幕府の興亡と合わせて論じることにより、中世封建社会のあり方について考察する。

    ・鎌倉幕府の成立と執権政治のおこり
     文治元年(一一八五)壇ノ浦において平氏勢力を、次いで文治五年(一一九〇)には奥州藤原氏を滅亡させた源頼朝は鎌倉を根拠地として軍事政権を確立していった。その後建久元年(一一九二)には征夷大将軍に任じられ、ここに鎌倉幕府が成立することとなる。鎌倉幕府における統治体制は、幕府の政務と財政を管轄する政所、軍事、警察機能を統括する侍所、訴訟やそれに伴う事務を担当する問注所の3つが全体を統括し、それに合わせて京における御家人の統括として京都守護、九州地方の統治のために鎮西奉行がそれぞれ置...

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