中央大学法学部通信教育課程 2020年 心理学 第2課題 評価B

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    資料紹介

    2020年度、中央大学法学部通信教育課程の心理学 第2課題です。一発合格でした。
    課題内容『行動主義、認知主義、状況主義における「学習」の定義と基本的な考え方を説明しなさい。また、日常生活のおける自分自身の「学習」について、具体例を2つ以上あげて、上記の理論を踏まえて説明しなさい。』

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    私たち人間を含め動物は、行動という機能を使い環境の中で適応している。適応的な行動をするためのメカニズムは2つあり、ひとつは親から受け継いだ生得的なプログラムであり、もうひとつは生まれたあとに自分自身で手に入れたデータを処理して得た獲得的なものである。後者は学習とよばれる。心理学でいうところの学習には、教室や自宅での勉強という意味だけではなく、無意思により行っている経験による行動の変化の全てを含む。
    学習心理学における主流思想に行動主義がある。行動主義では、学習とは端的に刺激に対する反応の結びと説明される。つまり学習は、与えられた刺激に対応させるべき反応を誘発し、その反応の生起の直後に報酬を与えるという条件付けによって形成されるものとされた。条件付けとは、もともと関係のなかった刺激と反応に結びつきを形成することを意味し、古典的条件付けとオペラント条件付けがよく知られている。
    古典的条件付けは、学習の中でも最も単純な現象のひとつであり、ロシアの生理学者パブロフによって発見された。生理的反応を引き起こさないような刺激(中性刺激)を与えた後に、生理的反応を引き起こすような刺激(無条件刺激)を加...

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