姫路大学「こども理解の理論と方法」の設題1 合格済みレポートです。参考程度に。
設題1 保育場面に活用できるカウンセリングマインドについて記しなさい。
設題1 保育場面に活用できるカウンセリングマインドについて記しなさい。
現在、保育や教育の現場では、カウンセリングが広く普及している。米国の
臨床心理学者のロジャーズが、カウンセラーのあるべき態度(カウンセリング
マインド)を主張している。これは、傾聴を基本とした「無条件の肯定的配慮
(クライエントのありのままの姿を尊重し、無条件に肯定的に受容する)」「共
感的理解(クライエントの気持ちに寄り添い、相手の立場に立って、あたかも
自分自身のものであるかのように考え、感じ取る)」「自己一致(カウンセラー
自身がありのままの自分を受け止め、認める)」の3つの条件のことである。
次にカウンセラーの技法について述べる。
まずはコミュニケーション・スキルである。保育の現場においても、クライ
エントと信頼関係と築き、問題を聴くためには、コミュニケーションをとる必
要がある。コミュニケーション技法は2つある。
まずは言語的コミュニケーションだ。ことばを主に介したやりとりが中心と
なる方法である。手話や筆談なども含まれる。カウンセリング・スキルなどを
用いることで信頼関係を築くことが可能である。...