2019~2022年度 日大通信 アメリカ文学史 課題1の合格レポートです。より良いレポートを書くためのお役にたてると幸いです。
作品感想には、両作家の代表作を取り上げました。
課題: 第2章「南北戦争以降第一次大戦前まで」の概要をレポート前半でまとめる。 マーク・トウェインおよびジャック・ロンドンふたりの作品(短編も可)を読み(邦訳可),解説ではなく実際に読んだ作品感想をレポート後半でまとめる。
講評:参考文献が挙げてあり良かったです。前半の文学史のまとめも、後半の作品の感想もこれで良いでしょう。合格とします。
参考文献:日大教材、 Mark Twain “The Adventures of Tom Sawyer”, Jack London “The Call of the Wild”
アメリカ文学史(科目コードN30200)課題1
第2章「南北戦争以降第一次大戦前まで」の概要をレポート前半でまとめる。 マーク・トウェインおよびジャック・ロンドンふたりの作品(短編も可)を読み(邦訳可),解説ではなく実際に読んだ作品感想をレポート後半でまとめる。
〈ポイント〉 教材の概要のまとめは各作家と作品の特徴がわかるように書くこと。作品感想はあらすじや解説ではなく素直な感想を書くこと。リポート前半と後半のバランスを考えること。
〈キーワード〉 「金ぴか時代」「リアリズム」「進化論」「超人思想」
南北戦争後、アメリカ文学界では、地方特有の風俗、言葉を伝える「地方色小説」が出てきた。これはロマンスからリアリズムに移行する過渡期であった。また、アメリカは近代資本主義国家として、世界の列強への道を歩み始めた。この頃を「金ぴか時代」と呼ぶ。その一方、貧富の差は拡大した。Darwinの進化論が支持され、文学の世界でもリアリズムの小説家が人気を集めた。
Mark Twainは、アメリカ文学を確立した西部フロンティア出身の最初の偉大な作家である。方言を取り入れ、開拓者にある楽天観、粗...