【S評価】知覚・認知心理学I:聖徳大学通信心理部
第2課題第1設題
設問1:知識と思考のメカニズムと働きについて、日常的な具体例を挙げながら解説せよ。(1577文字)
※本レポートをそのまま提出しないで下さい。参考としてご覧下さい。自学に励まれている皆様のお役に立てれば幸いです。
知覚・認知心理学
第2課題 第1設題
設問1:知識と思考のメカニズムと働きについて、日常的な具体例を挙げなが
ら解説せよ。(1577文字)
本レポートでは、知識と思考のメカニズムと働きについて、日常的な具体例を挙げなが
ら説明する。
まず知識のメカニズムについて述べる。世の中には様々な情報が溢れており、その数は
地球上の砂つぶの数の数倍はあると言われている。つまり、一次情報をそのまま受け取り
続けていては、記憶はおろか、情報の取捨選択もままならないだろう。そこで私たちは、
様々な情報を何らかの仕方で複数の「カテゴリー」に分けることで、認知的に扱いやすく
している。このカテゴリーを構成する最もわかりやすい属性としては、カテゴリーを構成
する全事例に共通して当てはまる事柄が設定されている「定義的属性」が挙げられる。三
角形の定義が「二次元の幾何学図形で、3つの直線の辺をもち、辺は端で結合しており、
内角の和は 180 度」といった具合だ。だが現実的には、このような定義的属性は多くは存
在せず、代わりに緩やかな属性が重なり合う「家族的類似」のケースが多く見受けられる。
例えば、野菜と...