●英語科教育法1「単位1」

閲覧数1,467
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    英語科教育法1(1)
    江戸時代から現在まで、日本における英語教育は、どのような教授法を用いて行われてき
    たかについて概要を述べ、英語教員になった場合、どの教授法を用いて授業を行うかを考
    え、その理由を説明する。
    まず、江戸時代から現在までの英語教育の概要について述べる。我が国の江戸時代にお
    ける英語教育は、蘭学の影響を強く受けており、蘭学は漢文の影響を受けているため、も
    ともとは漢文の学習法を用いた学習方法であり、入門期においては「素読」という意味を
    考えずに字を追って声に出して読む方法がとられ、それを卒業すると「会読」という方法
    が用いられ、ゼミの演習のような形で、数人で一箇所に集まり、質疑応答を行うといった
    形式がとられていった。読んで訳すという「訳読」や「会読」といった方法は明治20年
    代まで行われていた。明治期においては優等生を海外へ留学させるといった制度や英語教
    師を海外から呼び寄せるといったやり方もでてきた。外国人英語教師による学習法は今ま
    での単語暗記主義や文法尊重主義の我が国の教育を覆すものであり、単語一つ一つを調べ
    ながら訳していくようなものではなく、実際に自らで...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。