[近畿大学通信教育]労働法

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    資料紹介

    設問に即して、
    (1)BはA社の業務委託で働く事業者か、あるいはA社に雇用されている労働者か、またBの状況についてどのように考えるか
    (2)A社がBを労働者として雇用するとした場合、労働条件は、現状のままとして問題はないか
    以上をそれぞれ約2,000字の、計4,000字でまとめた合格済みのレポートです。
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    労働法法学近畿大学

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    労働法
    (事案の概要)
    A 社はトラックによる中長距離貨物運送業務を行う会社である。運送業務は社員(正社員の
    他、数名の有期契約社員)が従事している。数年前から、小口貨物を近隣地域に配送する業
    務の依頼を受けるようになったが、業務量が一定しないため、外部に業務を委託している。
    B は 1 年前に A 社から小口貨物の配送業務を委託されて働いている。委託に際しては、報
    酬額と日程等について簡単な取決めを口頭で交わしただけである。業務は、月曜日から土
    曜日まで、9 時に作業を開始し 18 時に終了するのが基本であり、休憩は作業の合間に 1 時
    間程度、自由に取ることができる。配送する貨物や配送先は毎朝、配送表により指示を受
    けるが、それぞれ貨物の配送完了時刻が示されるだけで、配送順序等は自由に決定できる。
    ただし、配送が早く終了しても、急な配送に備え、18 時までは待機することになっている。
    待機している間に指示を受け、配送業務とは異なる貨物整理に従事することも多い。配送
    車両は A 社の軽トラックを使用し、給油やメンテナンス等は B に任されているが、費用は
    A 社が負担している。...

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