明星大学通信教育部、教育方法学1・2単位目の合格レポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆1単位目課題
1.系統学習と問題解決学習の長所・短所を整理し、比較検討しなさい。
2.次の語について、それぞれ調べなさい。
(1)情報活用能力 (2)絶対評価 (3)教材研究
◆講評
1両者自体について、一定の認識があります。比較検討の視点も意識してまとめました。
2各事項とも調べてあり、要約も充実しています。
◆2単位目課題
1.自分が情報通信機器やデジタル教材を活用しながら、授業を展開する際には、どのようなことに配慮するか考察しなさい。
2.我が国の教育方法の歴史をまとめた上で、今後の課題を整理せよ。
◆講評
1具体的な面からも検討が進められています。
2教育方法の流れについて理解が得られました。ここ数年の動向も整理しておくと良いでしょう。
~教育方法学1単位目~
(1) 系統学習と問題解決学習の長所や短所を整理しながら、現代社会に求められる教育方法について述べていく。
まず初めに系統学習とは、これまで人類が培ってきた文化遺産や知識などの教材を中心に教師が学習者に直接的に伝授していく方式である。そしてもう一方の問題解決学習は、学習者の興味や関心を引き起こす学習上の課題を問題として設定し、その問題を学習者が主体的な活動によって解決に導くという方法である。
この学習方法の違いにより、生徒側と教師側に、それぞれ長所と短所が生じることになる。まずは生徒側について述べる。系統学習では、教師たちが生徒に必要な知識を意図的に設定することができるため、生徒は基礎的な能力を身に着けることができる。しかしその一方で、詰込みの注入主義に陥り、受け身の姿勢になりがちのため、主体的に学習に取り組むということがなく、しばしば応用力に欠け、問題に直面したときの解決力が乏しくなる。それに対して、問題解決学習では、学習者自らが主体となり、活動的に課題解決に取り組むため、障害を乗り越える生きた知識を生かし、応用力を身に着けることができる。反対に、基礎知識...