明星大学通信教育部、英語2単位目の合格レポートです。これから提出される方の少しでも参考になれると幸いです。
※追伸:丸写しはせずにあくまで参考資料としてお使いください。
◆課題
1.小学校「外国語活動」および「外国語」で<聞くこと>を指導する際のポイント・および指導上の留意点をまとめなさい。その上で,<聞くこと>を指導する際の指導手順・活動例を具体的に示しなさい。
2.小学校「外国語活動」および「外国語」で<話すこと>を指導する際のポイント・および指導上の留意点をまとめなさい。その上で,<話すこと>を指導する際の指導手順・活動例を具体的に示しなさい。
3. 45 分間で英語の授業を行う際の,一般的な授業過程と各過程で行うべき主な活動を説明しなさい。
4.『小学校教員を目指す人のための外国語(英語)教育の基礎』(明星大学出版)を用いて,着実に学習していますか?あなたの英語力がどの程度向上したかを振り返り,その成果を報告しなさい。(この課題は,『小学校教員を目指す人のための外国語(英語)教育の基礎』の全ての Unit を学習した上で,報告すること)
(1) 英語と日本語では音声の特色が大きく異なる。英語は等時性のリズムであるのに対して、日本語は等音節性のリズムである。また英語では弱化や連結、同化、脱落などの音声変化が起きるため、聞き取ることや発音することが日本語と比較して圧倒的に難しいのである。そのため指導する際には、ALTの先生やICT機器を活用するなどして、ネイティヴの音声を聞かせて慣れ親しむことが大切である。また、児童に合わせてスピードを調整したり、視覚補助教材やジェスチャーを用いるなどして工夫する必要がある。
以下では聞くことを指導する際の指導手順を明確にして、活動例を提示する。
6年生対象「できることを伝えよう」を例に考える。はじめに、①学級担任とALTの先生がテーマに関する会話を数回行い、先生は何ができるのかを児童に推測させる。次に②イラストの描かれたフラッシュカードを用いて、playなどの動作表現と共に、スポーツや楽器などの単語を繰り返し発音させる。「この人は何をしているかな?」「サッカーをしてる」というように日本語を先に示した後に、英語で答えてもらう。③再びいくつかの会話を聞かせて、誰がなにをできるのかをクイズ...