明星大学 通信 社会公民科教育法1 1単位目

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    資料紹介

    【課題】
    次の①②のどちらか一方を選択して答えなさい。*➀を選択

    ①社会科の誕生から今日に至るまでの移り変わりについて、中学校社会科の公民的分野に焦点をあわせて記述し、あなたの考えを述べなさい。


    ②高等学校公民科は平成元年の学習指導要領改訂により、従来の社会科を再編成して新たに設置されました。

    その平成元年から今日に至るまでの移り変わりを記述するとともに、今回の改訂のねらいや内容についてあなたの考えを述べなさい。

    一発合格レポートになります。参考文献は配布された教科書中心ですので、ぜひ参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    6566(社会公民科教育法1)
     ➀ 本稿では、社会科の誕生から今日に至るまでの移り変わりについて、中学校社会科の公民的分野に焦点を合わせて記述し、筆者の考えを述べる。
     社会科は、ヴァージニア・プラン等を参考に、それまでの国史・地理・公民・修身などの教科を融合し、1947年に誕生した総合的な学習を担う教科である。この時に発行された社会科の学習指導要領は「試案」という形で出され、教師が研究しながら作っていくものであり、青少年の現実問題を中心に社会的経験を深めていく、経験主義に基づく問題解決学習であった。しかし、こうした学習では身につけさせたい力を明確に身につけさせることが出来ない状況があり、問題解決学習から系統学習への転換が主張された。1955年に、それまでの総合的な社会科が歴史的分野、地理的分野、政治・経済・社会的分野などに内容が分けられ、1958年には、その分けられた教育課程編成の学習指導要領から、「試案」の文字が消え、法的拘束力を持った学習指導案となり、総合性のある社会科は、分野別の分化社会科へと大きく転換する。
     「政治・経済・社会的分野」が「公民的分野」へと改称されたのは、第...

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