ソーシャルワーク演習Ⅲ(相談援助など)のレポート

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    資料紹介

    ■ソーシャルワーク演習Ⅲのレポートです。

    ■ソーシャルワーク演習Ⅲの科目概要
    本科目では、ソーシャルワーク演習Ⅱで学んだ内容からさらに踏み込み、相談援助の価値、知識、理論について学ぶ。援助対象の理解やグループワークの方法論、コーディネーションやネットワーキングの実際、社会資源の活用方法等といった包括的な相談援助実践について学ぶ。
    また、相談援助実践に用いられる実践理論の歴史的変遷や、さまざまな実践モデル、アプローチ、関連する援助技術についての理解を深める。

    ■レポートの設題
    『[設題]個別援助の展開過程について述べよ。』

    ■評価:A で、「とてもよく書けています」と所見をいただきました。

    ■東京福祉大学 心理学部のレポートです(2018年8月提出)。

    ■タグ:社会福祉,保育,心理,東京福祉大,ソーシャルワーク演習

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    [設題]個別援助の展開過程について述べよ。

    個別援助技術は、ソーシャル・ケースワーク(以下、ケースワーク)としてアメリカでリッチモンド(Richmond,M.E.)によって、社会福祉の専門技術として体系化された。日本では第二次世界大戦後GHQの推奨で社会福祉の実践や教育に導入された。利用者の主体性、個別性を重視し、受容、共感を基盤として展開される対人援助で最も基本となる技術である。
    ケースワークは、一連の秩序ある過程によって展開される。細かい違いはあるが、おおむね次の通りに展開される。
    ①ケースの発見 ②受理面接・導入 ③情報収集と事前評価(アセスメント)④契約⑤支援目標の設定と支援計画の策定(プランニング)⑥支援活動(介入の)実施⑦点検と評価(モニタリング)⑧終結と追跡調査である。以下にそれぞれついて、説明する。
    ①ケースの発見:ここでいうケースとは、人と環境の交互作用の中で生まれる生活が困難な事象である。そして、この生活が困難であると感じるクライエントが発見されることからソーシャルワーク実践の展開過程は始まる。家族や民生委員、地域住民の気づきや相談から支援につなげ、積極的なアプロ...

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