2022年度 慶應通信 論理学(A) 合格レポート

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    資料紹介

    慶應通信 合格レポート
    ほぼ完璧との評価をいただきましたが、コメントをもとにいくつか修正しました。
    しばらくの間、具体的には年度内は最低額で掲載いたします。
    数式が多く文章が環境によらず正しく表示される為にpdfファイルでの頒布となっております。また、元データはLaTeXにて組版されています。
    ※あくまでも参考としてご活用ください。丸写しはご遠慮願います。
    ※図表の著作権は当方自作の物です。流用は禁じます。
    ※レポート課題文、及び講評文章は大学当局および担当教員の著作権保護の為省略しております。
    ※また,添削に基づいて提出時のレポートを手直ししたものをアップロードしています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    本レポートにおいて,真理関数理論による推論と,量化理論による推論を分析し,「正しい推論を行うこと」という視座から,それら相違点について論じる.
    第1章 真理関数理論
    文と真理値
     論理学における文とは,それについて真偽を論じられるものをいい,これを命題という.
    たとえば,「(1)ソクラテスは人間である」という命題を考える.おそらくこれは真であろう.少なくとも,実際の史実上ソクラテスが仮に蛇だったとしても,この命題が真であるか偽であるか議論の俎上に載せることはできる.また,「(2)ソクラテスは人間ではない」は命題(1)の真偽が確定すれば自動的に審議が決まる.しかし,「ソクラテス」という”語”に対してその真偽を論ずることはできない.よって,これは命題ではない.
     そして,命題が真偽を論ずることができるものであるなら,命題は真・偽という真理値をもつ.
     以下,本稿において,命題の真理値を真なら1,偽なら0と定義する.
    論理結合子
     まず,原子式とは,最早これ以上部分的な文に分けることのできない文のことをいう.原子式P,Qに対して,論理結合しを以下の表1の通りに定義し,それぞれ真理条件を述べる...

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