資料紹介

＜課題＞
発達障害共通の特徴についてまとめ、それぞれの障害の特性の概要及び具体的な支援方法について述べなさい。

＜講評＞
よくまとめられています。実践でもこの学びが活かされることを期待しています。

＜引用・参考文献＞
『教員と教員になりたい人のための特別支援教育のテキスト 気付き、工夫して、つなげる。』小林倫代編・著（学研教育みらい、2019）

2021年度 明星大学通信教育学部 特別なニーズ教育総論 2単位目の合格レポートです。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

PA1080 特別なニーズ教育総論 2単位目
＜課題＞
発達障害共通の特徴についてまとめ、それぞれの障害の特性の概要及び具体的な支援方法について述べなさい。

　平成16年に交付された発達障害者支援法では、発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに関する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と規定されている。発達障害には様々な種類があるが、どれも生まれつきの脳機能の障害であり、子供が成長していく過程のどこかで問題が生じてくる。しかし、年齢や置かれた環境により目立つ症状が違ってくることもあるため、診断された時期によって診断名が異なることがあるのも発達障害の共通の特徴である。
　学習障害とは、知的発達に遅れはないが、読みや書き、計算など特定のものの習得が他のものよりも困難を示す状態を指し、中枢神経系に何らかの機能障害があることが原因と推定される。この学習障害の特徴は、読むことや書くことをあまりしない幼少期には気付くことが難しいため、他の発達障害に比べ判断が遅れることが多い。また、薬や手術では治すことはできな...

コメント0件