2023年度の合格レポートです!高評価でした。参考としてご活用ください。
【課題】
肢体不自由のある児童生徒の学習上の困難にはどのようなものがあるか述べた上で、運動障害や認知の障害等に応じた指導方法はどうあるべきか、各教科の中から一例を挙げて説明せよ。
【解説】
・肢体不自由児(者)の不自由さの種類や部位は多様であるが、ここでは主として知的障害を伴わない肢体不自由児(者)を想定し、その学習上の困難をいくつか挙げ、対応した指導方法を具体的に述べること。
・小・中学校等の当該学年の各教科等を中心とした教育課程編成のもとで学ぶ児童生徒の学習時の姿勢援助の仕方や認知の障害等に応じた指導方法について、任意の教科を選び、その工夫すべき点を記述すること。
【テキスト】よくわかる肢体不自由教育 安藤隆男・藤田継道 ミネルヴァ書房
肢体不自由者の指導法 1単位目
【課題】
肢体不自由のある児童生徒の学習上の困難にはどのようなものがあるか述べた上で、運動障害や認知の障害等に応じた指導方法はどうあるべきか、各教科の中から一例を挙げて説明せよ。
【解説】
・肢体不自由児(者)の不自由さの種類や部位は多様であるが、ここでは主として知的障害を伴わない肢体不自由児(者)を想定し、その学習上の困難をいくつか挙げ、対応した指導方法を具体的に述べること。
・小・中学校等の当該学年の各教科等を中心とした教育課程編成のもとで学ぶ児童生徒の学習時の姿勢援助の仕方や認知の障害等に応じた指導方法について、任意の教科を選び、その工夫すべき点を記述すること。
1.まず、肢体不自由のある児童生徒の学習上の困難と、それに応じた指導方法について説明する。
【学習上の困難】
・身体的な制限
肢体不自由のある児童生徒は、日常生活動作や体育授業などでの運動量が制限される。運動での困難に限らず、例えば上肢障害があれば「書く」ことに困難が生じ、負担軽減のためにアイディアはあるが短い文で終わらせることなども発生する。また、体感保持の困難さもある。そして筆記...