障害者・障害児心理学_東京福祉大学_障害児・障害者に共通する心理的問題は何か述べよ

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    資料紹介

    東京福祉大学心理学部通信課程の「障害者・障害児心理学」のレポートです。A判定を採点者よりいただいたものです。参考になれば幸いです。
    設題:「障害児・障害者に共通する心理的問題は何か述べよ」

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「障害児・者に共通する心理的問題は何か述べよ。」

    障害者の定義は、立場や法律、国によっても様々であるが、障害者基本法では、「身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害がある者であって、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるもの」と定義されている。社会的障壁とは、障害がある者にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における事物、制度、慣行、観念その他一切のものと定義されている。
    障害者・児は、障害や社会的障壁により、生活をしていく上で実質的な困難を抱えるだけでなく、同時に心理的問題も生じると考えられる。以下では、障害者・児に共通する主な心理的問題についてまとめた上で、学習や社会的適応を妨げる要因についても考察する。
    最後に、障害者・児の心理的問題の解決や社会的適応のために適切な指導や援助について述べる。

    1.心理的問題と適応機制
    まず、障害者・児に共通して生じやすい心理的問題として、不安、欲求不満、劣等感の3つの概念と適応機制について述べる。
    不安は、障害の有無に関わらず、誰にでも生じる感情...

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