課題3(刑事政策)

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    中央大学通信教育課程
    刑事政策レポート第3課題

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    課題3
    起訴猶予の法的根拠と刑事政策上の意義について説明しなさい。また、いわゆる入口支援の
    意義と課題について論じなさい。解答にあたっては、法務省のホームページを参照。

     はじめに
      犯罪をした高齢者又は障害のある者等の再犯防止のためには、刑務所出所者等に対する支援(出口支援)だけでなく、起訴猶予者等についても、事案に応じ、必要なサービス等に結びつけることが、犯罪等の常習化を防ぐために重要であり、入口支援の課題解決に向けた取組の方向性について検討を重ねている。
    1 起訴猶予の法的根拠と刑事政策上の意義
    起訴猶予とは、犯罪の嫌疑が十分認められ、訴訟条件を欠けていないが、検察官の判断で訴追の必要がないと考えられるため、起訴をしない処分のことである。法的根拠は、刑事訴訟法248条により「犯人の性格、年齢及び境遇、犯罪の軽重及び情状並びに犯罪後の情況により訴追を必要としないときは、公訴を提起しないことができる。」と定められており、全ての犯罪を起訴するのではなく、検察官において必要性を選別して起訴すればよいという起訴便宜主義に基づく。
    起訴猶予の刑事政策上の意義は、犯罪を行った者であっても、...

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