明星大学通信教育学部 PB2130 初等算数科教育法 2単位目 一発合格レポートです。
<使用テキスト>
『子どもの学びを深める新しい算数科教育法』 齋藤昇 他著(東洋館出版)
【課題】
1 テキストの「測定」及び「変化と関係」領域について今日的課題を要約し、学習指導要領解説算数編(平成29年6月)の「C測定」か「C変化と関係」における「数学的活動」の教材を1つ取り上げ、どのような活動を通して算数の何を学ばせるのかについて、具体例を挙げて説明しなさい。
2 テキストの「データの活用」領域についての今日的課題を要約し、学習指導要領解説算数編(平成29年6月)の「Dデータの活用」における「数学的活動」の教材を1つ取り上げ、どのような活動を通して算数の何を学ばせるのかについて、具体例を挙げて説明しなさい。
レポート作成の参考にしてみてください。
1. テキストの「測定」及び「変化と関係」領域について今日的課題を要約し、学習指導要領解説算数編(平成29年6月)の「C測定」か「C変化と関係」における「数学的活動」の教材を1つ取り上げ、どのような活動を通して算数の何を学ばせるのかについて、具体例を挙げて説明しなさい。
【測定領域の今日的課題】
第1は、「測定概念を形成するためには直接比較→関節比較→任意単位を用いた測定→普遍単位といった順序で指導することが大切」である。また、「その際に具体物を用いて、子どもの主体的な数学的活動をとり入れることが大切」である。また、「課題の把握(捉える)→データの収集(集める)→データの分類・整理(まとめる)→データの解析(読み取る)→他の場面への適応(活かす)という系で指導することも有効」だ。
第2は、単位の換算である。第2学年で長さの単位、かさ(体積)の単位を学習するが、10dL=1Lなどの単位の換算は、初めて学習する子どもにとって容易ではない。そのため、「実際に比べたり、測定したりする数学的活動を通して、量感覚を身に付けさせること」が大切だ。例えば、教室のよく見えるところに、単位間の関係を...