日本文学概論第1設題

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    資料紹介

    佛教大学日本語学概論M5107の第1設題のレポートです。A判定をいただいておりますので、是非ご参照ください。 科目コードが違っても同一設題ならば対応できます。

    【第1設題】
    国学の歴史と日本文学研究の歴史を調べ、その類似点と相違点、および、問題点についてまとめよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 はじめに
     『デジタル大辞泉』(①)によると国学とは「江戸中期に起こった、文献学的方法による古事記・日本書紀・万葉集などの古典研究の学問。儒教・仏教渡来以前の日本固有の文化を究明しようとしたもの」とある。一方日本文学とは『ブリタニカ国際大百科事典』(②)によると「日本人によって日本語で書かれた文学作品の総称。日本文学は上代、中古、中世、近世、近代の5期にわけられる。」とある。両者の類似点、相違点は何だろうか。本レポートではそれぞれの歴史についてまとめた後、類似点、相違点、問題点について考察する。
    2 国学の歴史
     国学とは『日本文学研究法』(以下③と記す)によると「古典の文献を厳密に文献学的に研究することによって、日本文化と精神の特質を明らかにしようとするもの」(p40)である。日本文化と精神の特質とはどのようなものだろうか。日本文化というと外国人は芸者、富士山、着物、浮世絵、マンガ、アニメなどを連想するかもしれない。また、日本人は茶道、華道、日本庭園などを思い浮かべるであろうが、実はこれらの文化はいずれも日本古来の文化ではなく、仏教や儒教など外来思想の影響を受けたものである。(③...

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