2024年秋学期
図書館サービス特論
第2回課題
①コレクション構築における「評価・再編」のプロセスの意義およびその手法につ
いて
1.はじめに
図書館にはさまざまな種類の資料がある。これらを収集し、整理・保存すること
が図書館員の業務であり、資料の集まりが図書館コレクションとなる。図書館コレ
クションの質と量が利用者の評価を大きく左右し、利用者が望む資料を図書館で利
用できる可能性(利用可能性とよぶ)が重要となる。図書館は使用者集団に対し
て、十分な利用可能性を確保しうるコレクションの維持・構築をしなくてはならな
い。本レポートでは、図書館コレクション構築における「評価・再編」のプロセス
の意義および手法について考えていく。
2.コレクション評価・再編の意義
一つの図書館が保持できるコレクションには限界があり、世の中に流通している
大量の情報資源の中から、購入もしくは受け入れるべきものを選択しなければなら
ない。その際、図書館がサービス対象とする特定の利用者集団の潜在的・顕在的要
求に対して十分な利用可能性を確保できるように、膨大の情報資源の中から、資源
を適切に選ぶ必要がある...