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M5111日本語概論科目最終試験

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    資料紹介

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    M5111日本語学概論
    科目最終試験 音読みの歴史について
     音読み(音読)とは、国語辞典によると「漢字を字音で読むこと」と説明されている¹。ここでいう字音を読むとは、漢字の源流である中国語で発音するということである。ただし、日本語の音読みは、現在の中国語の発音とは異なり、日本に流入してきた時代に応じて、呉音、漢音、唐音および慣用音に分類される。それではそれぞれの発音について説明していく。
     呉音は、6世紀中頃に仏教が伝来した際に、仏典の読み方として流入した江南地方の王朝(南朝)の音韻体系である²。仏典以外にも中国の文化が取り入れられたため、国家制度や人々の生活に国語として定着していった。
     現在使われている呉音の音読みの例として、a.極-ゴク、b.権‐ゴン、c.音‐オン、d.万-マンがある。後述の漢音に比べ仏教由来の発音が多いが、例えばcのオン(漢音・イン)、dのマン(漢音・バン)等、広く一般的に用いられている語もみられる。
     漢音は、600年に遣隋使が始まり、894年に遣唐使廃止されるまで、派遣された国使が直接学習した音韻体系である。彼らは、漢音こそ正統な発音とみなし、帰国後朝廷に...

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