博物館経営論(第2分冊)_玉川大学通信

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    資料紹介

    玉川大学通信教育課程学芸員コースの「博物館経営論」の課題(第2分冊)です。 設問:博物館には、基本的で変わらないサービスの提供と、博物館資源を利用した新しい内容のサービスの提供・発信が求められている。この2つのサービスの内容を明らかにするとともに、今後どのような展開が必要かということについて、具体的な事例をあげながら考察せよ。

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    博物館経営論 第2分冊

    課題:博物館には、基本的で変わらないサービスの提供と、博物館資源を利用した新しい内容のサービスの提供・発信が求められている。この2つのサービスの内容を明らかにするとともに、今後どのような展開が必要かということについて、具体的な事例をあげながら考察せよ。


    本稿では、博物館における「基本的で変わらないサービス」「新しい内容のサービス」とはそれぞれ如何なるものかという定義を確認した上で、具体例を用いながら今後どのようなサービスの展開が博物館に必要となるかを考察していく。

    まず、「基本的で変わらないサービス」とは、博物館の役割である「調査・収集・展示・教育普及」のことである。これらは、博物館を博物館たらしめている特徴であり、常設展や企画展などの展示、ミュージアムツアーや講演会などの教育普及イベント、そのための調査・収集など、一般の人がイメージするような博物館の事業のことである。
    一方、「新しい内容のサービス」とは、上記の基本的サービスに付加するものであり、博物館を長年経営していくうえでの飽きられないための工夫といえる。館の特徴と時代の潮流にあった内容を検討し、随...

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