【評価S】心理研究法 第2課題第1設題

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    資料紹介

    【S評価】心理研究法:聖徳大学通信心理部
    第2課題第1設題 

    以下のキーワードをすべて用いて、「独立変数の手続き化の方法」を説明しなさい(キーワードを用いる順番や回数は自由)。

    〈キーワード〉 【①概念的独立変数】 【②純化】 【③多重操作】 【④概念的従属変数】


    ※本レポートをそのまま提出しないで下さい。WEB提出のためレポートに表題はなし。評価の基準の参考としてご覧下さい。学習に励まれている皆様のお役に立てれば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    実験的研究において、因果関係を推定するために、研究者が操作した「原因」を、独立変数と呼び、この独立変数をつくりだす作業を独立変数の手続き化と呼ぶ。当レポートでは独立変数の手続き化の方法について解説していく。
     独立変数には、直接的独立変数、諸変数の代表としての【概念的独立変数】、心理変数としての【概念的独立変数】の3種類ある。まず、直接的独立変数とは、「特定の物理刺激そのもの」で,例えばあいづちや重さ等のようにしっかりと定義された物理量のことである(岡隆2017b)。
     次に諸変数の代表としての【概念的独立変数】とは、研究者が、実験に使用する「抽象的なカテゴリーに属するさまざまな物理的刺激の中から、どれか1つまたは少数の特定の刺激」から選んだ独立変数のことである。そして刺激の選択には、「そのカテゴリー(概念)と特定の手続きを結びつける補助仮説」が必要である(高野陽太郎2017a)。補助仮説とは、「『その研究で用いた具体的な手続きは、仮説のなかの抽象的な変数に正しく対応している』」という前提のことを指す(岡2017b)。たとえば、服装と「異性の承認」の関係について関心を持ったとする。異性...

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