数学科指導法Ⅰ 1分冊

閲覧数1,452
ダウンロード数5
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    合格はもらっています。
    また、値段の交渉もしますので、必要であればメッセージも送ってください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    登録番号 

    科目コード 08915 「数学科指導法Ⅰ」第1分冊

    <課題>

    (1) 数学教育の現代化とは何であったか、それが起きた要因とその実際をまとめよ。さらに、わが国では、1971~1973年にかけ、小・中・高等学校の順に現代化が全面的に実施されたにもかかわらず、数年して現代化路線から撤退することになったが、その原因を考察せよ。
    ・現代化が起きた要因とその実際

     数学の現代化は1950年代にアメリカで始まった。そのきっかけとなったのは、ソビエトとの国際緊張の中で科学技術の面で優位に立つため、理数科目の優秀な人材を育成しようとする、産業界・経済界からの要請である。これに従い、数学教育は大学、高等学校、中学校、小学校と上から下へ向かって、その年次に必要な学力を身につけるための内容へと変わっていったのである。

     上から順に教育内容を設定するのは、下の年齢に矛盾が生じてしまうという議論はすでにあがっていたのだが、1957年のスプートニク・ショックによってソビエトに対し遅れを取ったアメリカは緊急を迫られているということもあり、教育論より科学技術の発展を優先し、その矛盾に目をつむってい...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。