S0527 学校教育課程論 第1設題 合格レポート

閲覧数1,781
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    この資料は2012年度に提出した学校教育課程論のレポートです。 レポートを作成する際の参考となれば幸いです。
    設題の把握が不十分で、学校の教育課程とは何かについて、その基準や編成原理をテキストに沿って項目をまとめると、A判定になるかと思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    教育課程とは何かについて、その基準と編成原理、今日的課題についてまとめてください。
    わが国の戦前は国家主義であり、教育課程の中心は修身科・地理科であった。しかし、戦後、民主主義を日本に定着させる必要を感じた文部省は、戦前からの教育課程を改定した。教科書から戦意高揚に関する記述をなくすこと、修身科を廃止し、新たに「公民科」を設置すること、画一的教育から生徒の自発性を重視した教育への転換などが念頭に置かれていた。

    一方昭和20年、GHQの教育担当部局である「民間情報教育局(CIE)」は『教育に関する四大指令』を出し、日本の教育課程の改革に着手した。そして修身・国史・地理の三科目の授業が中止され、教科書も回収された。同時にGHQは教育使節団に協力するため「日本側教育家委員会」を発足し、報告書を提出した。その中で、カリキュラムは生徒の興味から出発するべきであり、国家が規定するべきではないとされていた。また民主主義的市民の育成のために「社会科」や「教科会活動」の構想が考えられた。一方文部省は昭和21年5月から『新教育方針』の配布を始めた。

    昭和22年に教育基本法及び学校教育法の公布と並行して...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。