【H25.26年度対応】0716価格理論<分冊2>日本大学通信教育部/評価S

閲覧数2,018
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 11ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    実験で学ぶ経済学/大塚友美
    ミクロ経済学/西村和雄

    ※指定されているページ数より、1ページ多いですが、図の隙間を埋めて書いて頂くと、9ページ半で程よく収まります。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    4 / 11

    4 / 11

    企業の目的は、利潤の最大化である。利潤の最大化を目指す企業は、これを実現するために、合理的な選択をしなければならない。

    企業は、機会や土地、労働などの生産要素を投入して財を生産する。利潤πは、企業の総収入TRから総費用TCを差し引いたもの(π=TR-TC)である。また、総収入TRは、生産した商品を市場で販売した結果であり、価格Pと生産数量Qの積であることから、π=P・Q-TCが成立する。この式から分かるように、完全競争市場を仮定すれば、企業は市場が決定した価格Pを一方的に受け入れ、生産量Qと総費用TCの操作をする。
    総費用TCは、固定費用FC(減価償却費や固定資産税などの生産量に関わらず生ずる一定額の支出)と可変費用VC(原材料費やパートタイマーの人件費などのように、生産量に伴って変化する支出)から成っている。

    横軸を生産量、縦軸を費用とした場合、上記のような図になり、企業の生産量が推移するのに伴い、各種の費用も様々に変化している(固定費用は除く)。つまり、利潤を最大化しようとする企業は、価格が市場で決定されてしまう以上、このような変化を考慮に入れて...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。