国際金融論分冊2 合格レポート

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    資料紹介

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    国際金融論(科目コード0833) 分冊1
    報告課題
    BIS規制(自己資本に関する国際統一基準)の内容を説明し、国際業務を行う銀行になぜそうした規制が必要なのかについて論じなさい。
    参考文献
    『国際金融論』宅和公志(2012年4月1日 日本大学通信教育部 発行)
    BIS規制とは、国際業務を行う銀行の自己資本比率に関する国際統一基準のことで、バーゼル合意ともいう。BIS規制は、国際間における金融システムの安定化や、銀行間競争の不平等を是正することなどを目的として、定められた。1980 年代以降、先進国における規制緩和や資本取引などの自由化が進み、金融活動が国境を越えて拡大していった。二国間取引に代表される伝統的な国際金融市場は、オフショア市場やユーロ市場へと変化・拡大していき、国境を越える資本の運動は国家による規制を無規制化させたのである。
    1982年にイタリアでBanco Ambrosianoの不正送金事件による閉鎖や、1984年に米国でコンチネンタル・イリノイ銀行の破産、1991年にBCCI事件などが起こり大きな問題となった。
    コンチネンタル・イリノイ銀行のケースでは、FRBは60億ド...

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