Z1106 道徳教育の研究 レポート(A判定、合格済み)

閲覧数2,882
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    設題:道徳教育の意義について述べよ。
    テキスト:道徳教育の基礎、佛教大学通信教育学部、田中圭次郎

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育の意義について述べよ。
     道徳教育は世界各国で行われているが、その国や地域によって、道徳教育の歴史は様々である。ここでは、まず欧米と日本の道徳教育の歴史についてみたあと、道徳教育の意義についてまとめる。
     まず欧米の道徳教育の歴史についてみることにする。欧米の道徳は、神のような「絶対的な存在」を、人間の道徳の手本や最終目標として位置付けることを主として発展してきた歴史がある。古くは、ギリシアのプラトンやアリストテレスが「イデア」という存在を中心に、倫理・道徳を考えた。それらの考えから発展したヘレニズムが、ヘブライズムへ影響を与え、キリスト教が生まれた。キリスト教は、すべての人間を神の子とみなし、神を中心として教えを説いた。キリスト教は、ギリシア哲学と並び、西欧社会において長く人々に道徳的生き方の指針を与えてきた。
     その後、17世紀のヨーロッパ大陸では、合理論の哲学が展開された。合理論は理性論あるいは合理主義ともよばれ、フランスのデカルト、オランダのスピノザ、ドイツのライプニッツがその代表者である。合理論は人間の理性を重視し、道徳も理性的に考究する。そこでは、神などを主とする宗...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。