754 初等体育科教育法 1単位目 配本年度2011年~
課題
小学校体育科の運動領域における学習内容の「技能(運動)」、「態度」、「思考・判断」それぞれについて、具体的に詳しく説明すること。さらに、これらの内容と学習指導要領に示
される「生きる力」との関係についても論述すること。
754 初等体育科教育法 1単位目 配本年度2011年~
課題
小学校体育科の運動領域における学習内容の「技能(運動)」、「態度」、「思考・判断」それぞれについて、具体的に詳しく説明すること。さらに、これらの内容と学習指導要領に示
される「生きる力」との関係についても論述すること。
1単位目 合格レポート
「技能(運動)」を説明するにあたり、まず「運動技能」と「運動技術」の違いを確認する。運動技能とは、練習やトレーニングを行うことでもたらされる技術が身に付いた状態、その技術を用いて運動をすることのできる個人の能力をいう。則ち対象は個人である。対して運動技術とは、運動課題に対して合理的で無駄のない、誰もが共有出来る動きのような「運動のしかた」を示すものであり、それぞれの運動において特殊である。 技術を技能化するためには様々な体力(調整力、筋力、持久力)が関連する。体力の発達は調整力筋力持久力の順であり、調整力は小学校3年生から5年生の頃に、筋力や持久力は小学校の高学年から中学校にかけて急速に発展する。則ち、小学校段階については調整力の発達を目指し、多様な運動や遊びを経験させる...