中心静脈栄養法

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    資料紹介

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    中心静脈栄養法
    中心静脈栄養とは

    非経口的栄養法には、消化管にチューブを通して栄養物を補給する方法のほかに、静脈にチューブ(カテーテル)を刺入して、栄養や水分、電解質などの物質を持続注入する栄養法がある。

     この方法は、中心静脈内に輸液用カテーテルを留置し、特別な高エネルギー栄養剤を経静脈的に持続点滴注入する方法で、中心静脈栄養法(IVH)、完全静脈栄養(TPN)、または高エネルギー輸液という。

     このカテーテルを利用して、心疾患患者に対し中心静脈圧(CVP)を測定することもできる。

     中心静脈とは、右心房から約5cm以内の上・下大静脈をいい、カテーテル先端は通常、鎖骨下静脈から上大静脈内のこの部位に留置される。
    中心静脈栄養法の意義

    目的

     経口摂取などの他の方法で栄養摂取が不可能な患者に、血流の豊富な中心静脈にカテーテルを挿入し、カテーテルを通して栄養分を補給し、栄養状態の改善を図る。

    適応

    消化管を使用した栄養法が不可能な場合:消化管閉塞、消化管手術後早期、消化管穿孔、短腸症候群、など

    消化管を使用した栄養法が好ましくない場合:消化管出血、消化管の炎症、など

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