溶媒抽出法により茶葉からカフェインを抽出する。
*抽出…ある化合物が2相間に分布する現象(分配)を利用する分離法。(a)液相−液相間、(b)固相−液相間、(c)気相−液相間の抽出がある。いずれも目的とする物質を液相へ抽出するので、溶媒抽出ともいわれる。
*溶媒…抽出に用いる溶媒は、理想的には以下のような特性を備えていることが望ましい。
? 抽出する目的の物質をよく溶かす。
? 水(一般に対の層となる)と混じらない。
? 溶質や他の溶媒と反応しない。
? 低沸点で除去しやすい。
? 燃焼性や毒性が無い。
? あまり高価でない。
今回の実験で用いたクロロホルムは水と混じらず、カフェインをよく溶かす。
実験題目 茶葉からのカフェイン抽出
実験日 2001.12.4(天候 曇り・気温 22.0℃)
12.11(天候 晴れ・気温 21.5℃)
目的
溶媒抽出法により茶葉からカフェインを抽出する。
*抽出…ある化合物が2相間に分布する現象(分配)を利用する分離法。(a)液相-液相間、(b)固相-液相間、(c)気相-液相間の抽出がある。いずれも目的とする物質を液相へ抽出するので、溶媒抽出ともいわれる。
*溶媒…抽出に用いる溶媒は、理想的には以下のような特性を備えていることが望ましい。
抽出する目的の物質をよく溶かす。
水(一般に対の層となる)と混じらない。
溶質や他の溶媒と反応しない。
低沸点で除去しやすい。
燃焼性や毒性が無い。
あまり高価でない。
今回の実験で用いたクロロホルムは水と混じらず、カフェインをよく溶かす。
*カフェイン…アルカロイドとして知られる有機化合物の大きな1群の1つ。アルカロイドとは植物塩基ともいわれ、植物体中に存在する含窒素、塩基性物質で、複雑な構造をもち薬理作用を示すものが多い。植物体中ではシュウ酸、乳酸、タンニン酸などの塩になって存在し...