「カール・ロジャース(Carl Rogers)のカウンセリングの要点を紹介し、それらを青年期の生徒の指導に用いる場合の注意点と問題点、限界を考察せよ。」ついてのレポート。再提出なしで評価Bでした。参考にしてください。
指・教育相談
2010/09/08
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第一回(2)カール・ロジャース(Carl Rogers)のカウンセリングの要点を紹介し、それらを青年期の生徒の指導に用いる場合の注意点と問題点、限界を考察せよ。
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ロジャーズのカウンセリングの目的は「ある特定の問題を解決することではなく、個人が成長するのを援助し、それによって彼は現在および将来の問題に、より統合されたやり方で対処できるようにすること」(『ロジャーズ 来談者中心療法』11P)であり、特徴としては知的な面よりも情動的な面を、個人の過去よりもその場の状況である現在を重視した。それは、セラピーそのものの経験がクライエント(来談者)の成長体験における変化としてとらえようとする点を強調し、クライエントがカウンセリングを通して自己...