R0114 日本語文法 第2設題 佛教大学 2012年度版

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    資料紹介

    佛教大学のレポートです。図書館で資料を収集してから作成したレポートですのでA判定をもらっています。
    わたしは文系大学院を卒業してから佛大に入学しました。
    質の高いレポートを作成できていると評価されていますので参考にしていただけると思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    [第二設題] 係り結びについて述べなさい。
    (一)係助詞とは
     係り結びの説明に入る前にまず係助詞について述べておく。助詞とは文の中で主語と述語を強く結びつけたり、文末に置いてその文を成立させたりするものである。助詞のなかでも、文の途中に置かれた助詞がその文の文末にまで何らかの効果を及ぼす場合、そのような助詞のことを係助詞と呼ぶのである。
    古典語の係助詞として、「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」「は」「も」があり、現代語の係助詞として「は」「も」がある。係助詞には、文を強調するものと、文に疑問の意味を付け加えるものがある。「ぞ」「なむ」「こそ」「は」「も」は文を強調する効果、いわゆる「強意」の意味をもつ。また、「や」「か」はいわゆる「疑問」の意味をもつ。「や」「か」は文に「反語」の意味を添える場合もある。
    (二)係り結びとは
     古典語の係助詞の「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」には特別な効果があった。これらの係助詞が文中で使われた場合には、その文の文末が終止形とは異なる活用形で終わるという決まりがあったのだ。
      春ぞ過ぐる。
      春なむ過ぐる。
      春や過ぐる。
      春か過ぐる。
     ...

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