通信教育、レポート評価A(A~D判定中)のものです。
参考文献は、「社会福祉士養成講座2心理学理論と心理的支援」中央法規2009 です。
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人間における発達とは、元来身体が大きくなり、認知や学習および運動能力などが高まり、身体的にも精神的にも成熟するという上昇的変化としてとらえられ、成人期をピークとしてきた。しかし生きることは同時に老いることでもあり、生物学的老化は避けられない生理現象である。特に死に向かう下降変化が大きいので、発達とは個人の生活の一切の変化であるとまでいわれている。こういった人間が生まれてから死ぬまでの生涯にわたる発達の過程は、認知や言語、社会性、感情、運動などの機能が、質的な変化をなして進展、衰退していくものであるが、いくつかの特徴をもつある時期を一つの発達段階としてとらえることができる。
発達段階の区分と...