試験結果:良
図画テスト対策
●大人の絵と比べて、子どもの絵にはいろいろな特色がある。そこで、子どもの絵の表現上の特色を説明してください。
子どもは本能的に描きたいという意思に従って描いている。
したがって描いている間が楽しいのであり、また思うようにいかなければ苦しくもある。
目的は、描く過程にあって、出来上がった作品は自己表現の跡形に過ぎない。
描いていく途中が面白ければ目的は達せられたのであり、子どもが小さいほど結果に関して無関心である。
それに対して成人の製作の場合は、どこまでも結果がものをいうので、作品の狙いを定め一歩一歩仕事を進めていくのだ。
子どもの絵は過程に目的があり、大人の絵は結果としての作品に目的がある。
一方を絵画というならば、一方は単に描いていく働きであるといっていい。
児童画は成人の常識から見て大胆で奇抜に見える。
児童画の技法上の特徴として、「線描き」と「平塗り」の2種類がある。
「線描き」とは一本線による方法(なぐり書きも含む)で、物の形を線を用いて描く方法である。
この方法は大体1歳ごろから始まって4歳ごろを頂点とし、その後次第に減少する。
この...