知的障害児の生理病理 A4

閲覧数2,631
ダウンロード数40
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    知的障害と、広義・狭義発達障害の同異及び、各発達障害の定義とその特徴について述べよ。
     日本では法令上の一般的な知的障害についての定義は存在しない。
    精神医学的にはAAR(アメリカ精神遅滞協会)によると、知的障害とは、[知的機能及び適応行動(概念的、社会的及び実用的な適応スキルによって表わされる)の双方の明らかな制約によって特徴付けられる能力の障害である。この能力障害は18歳までに現れる。]と定義している。
    知的障害は度合いによって、重度・中度・軽度に分けられ、
    *知能指数(IQ) =
    精神年齢(発達年齢) ÷ 生活年齢(実年齢) × 100
    上記の式により、精神年齢(発達年齢)と生活年齢(実年齢)の比率をパーセンテージで算出し、50~70%は軽度知的障害、35~50%は中度、20~35%は重度、20%以下が最重度と分類される。
    知能指数が70~85%の場合はボーダーラインであり、知的障害と認定されない場合もある。つまり知的障害とは、1つの疾患単位ではなく、精神機能のすべての領域において、遅滞があることを主徴とする状態のことである。18歳未満でその症状が明らかになることにより、認知症と...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。