鏡映描写について、目的・方法・結果・考察の順にまとめてあります。
【目的】
鏡映描写課題を用いて、聞き手による練習に伴う技能の習得過程を分析する。さらに、利き手での学習が、逆手に転移するか否かを調べてみる。
【方法】
被験者:心理学科の大学生、実験群3名、対照群3名
装置,材料:
鏡映描写器(2人に1台)、ストップウォッチ、鉛筆、記録用紙。描写図形は各自にテスト用の星形を2枚、訓練用の異なる図形を10枚を用意する。描写図形上に描かれた黒丸が始点となる。実験者は、予め用紙に被験者名、実験日時等を記入する。
手続き:
実験者になった者は、被験者に対して、声を出して次の教示を行う。「始めの合図で目を開け、課題の図形の鏡像をみながら、境界線からそれないように、かつ、できるだけ早く、終点まで描写すること。途中、コースから外れた場合は直ちにコースに戻ること。その際、鉛筆を持ち上げないこと。」
以上の教示の後、被験者に目を閉じさせ、用意した用紙(初めは前テスト)を所定の場所に置く。被験者に鉛筆を持たせ、手を誘導して図形中の出発点の位置に鉛筆の先を置く。そのあと、「始め」の合図をする。鉛筆は逆手に持たせる。
以下、実験群の被験者に対しては、前テスト終了後1分間...
けど、少し簡潔すぎる気がしました