P6101 英米文学概論 第1・2設題(第1設題B評価・第2設題A評価)

閲覧数3,493
ダウンロード数17
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    P6101 英米文学概論の合格レポート、第1・2設題セットです。
    第1設題はB評価、第2設題はA評価でした。
    第1設題はもう少しシェークスピアに関しての記述がほしいとのことでした。
    レポートを書く際の参考になれば幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「イギリスの劇について述べなさい。」(第1設題)
     イギリスの演劇も他のヨーロッパ諸国それと同様,劇的要素のある中世教会の儀式に端を発した。やがて儀式から独立し,俗人の信者を楽しませながら教え訓すという目的で,聖書に基づく出来事を劇化したのが奇蹟劇(miracle play)である。
     15世紀になると,「奇蹟劇」の世俗化ともいうべき「道徳劇」(moral play)が流行する。登場人物はすべて善徳や悪徳といった抽象概念を擬人化したもので,善と悪の間にさまよう人生の相を寓意的に示して,観る人々に教訓を与えようとするものだった。
     15世紀末には,道徳劇の合間に喜劇的要素が加美された「インタールード」(Interlude)が演じられるようになった。
     イギリスに本格的な戯曲が登場するのは16世紀のことである。1553年頃,イートン校の校長ニコラスユーダル(Nicholas Udall, 1505‐56)が『ラルフ・ロイスター・ドイスター』(Ralph Roister Doister, 1566-67)という喜劇を作り,生徒たちに上演させた。これがイギリス最初の喜劇となった。一方,悲劇の最...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。