佛教大学 異文化理解(西欧) 【2011年度 合格リポート】設題

閲覧数1,903
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    EU統合はそこに暮らす人々、ひいては世界の人々の幸福にどのような貢献を果たすと考えられるか。またそれがもつジレンマとは何か。もっとも基本的な目的と具体的な発現状況を要約して述べよ。

    教科書の内容が難しく、なかなかとっかりにくい科目ですが、リポート提出時のEUの状況を踏まえて論じました。リポート作成時の手がかりとして参考にして頂けたら幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    EU統合はそこに暮らす人々、ひいては世界の人々の幸福にどのような貢献を果たすと考えられるか。またそれがもつジレンマとは何か。もっとも基本的な目的と具体的な発現状況を要約して述べよ。
    2007年、ブルガリアとルーマニアが新たにEUに加盟し、EUの加盟国数は27カ国となった。ヨーロッパ圏内の国がEU加盟することのメリットは、共通通貨ユーロの流通による経済的安定、域内自由移動が可能となることによる労働者の雇用促進が大きい。とりわけ、EU圏内の低GNP国の労働者にとっては、先進国に移住し労働することで高い報酬を得ることが可能になる。さらに、安全保障がより強固なものになるため、国家間の問題を平和的に解決することができるだろう。またEU圏外の国々にとっては、通貨統合が経済活動をより容易なものにし、より平和的に国際貿易を図ることができるだろう。東アジアに位置する我が国にとっても、EU統合の経緯やEUが直面する諸問題に対する解決策を模索する場面を傍観することにより、やがて我が国も直面するであろう諸問題の解決策を見いだす糸口となるという意味では、我が国にとってもまだまだ発展途上にあるEUの統合問題を考え...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。