マザー・テレサの生き方を自分の立場から見て学ぶ
キリストの愛の証し人 マザー・テレサ ~傷つくまで与える~ の講義レポート
マザー・テレサの生き方を自分の立場から見て学ぶ
マザー・テレサことアグネス・ゴンジャ・ボヤジュの生き方を学び、一番印象的だったところは、テレサが1929年から1947年までの間にカルカッタにある聖マリア学院に勤務し、地理を教えていた時に起こった事でした。ユーモラスなテレサの授業は生徒に人気があったが、テレサの教える生徒というのは上流階級の子女ばかりで、貧しい者を放っておけない性格の彼女は、教育に預かることのできない貧困層の子供に目がいっていたのでした。そんなある日、汽車に乗っていた際に「最も貧しい人の間で働くように」という神の啓示を受けたらしいのですが、その後に彼女が取った行動が印象的でした。彼女は修道院を離れて貧しい者を救う活動を始める許可をもらおうと、バチカンの修道院管轄庁に頼み込んだのですが、許可がなかなか得られませんでした。1948年に教皇であるピウス12世が修道院外居住の特別許可をテレサに出したおかげで、テレサは貧困層の子供達に教育を教えることができる...