聖徳大学 解剖生理学 第二課題

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    第二課題 第一設題
    肝臓は、人体の中でもっとも重い臓器で、成人で
    は約1400gの重さがある。肝臓の血管系には、主に栄養
    を運ぶ役割をもつ門脈と、酸素を運ぶ肝動脈があり、約
    70―80%が門脈から、残りが肝動脈から供給される。
    門脈は胃、小腸、大腸、胆嚢、膵臓、および脾臓からの
    血流を集める静脈が集まった血管で、小腸で吸収された
    ブドウ糖やアミノ酸は、この門脈を通って肝臓に運び込
    まれる。肝臓で作られた胆汁は、毛細胆管、胆管の中を
    流れ、総胆管を通って十二指腸に排泄される。肝臓の断
    面にある小さな模様は肝小葉とよばれる肝臓の組織の単
    位で、その周辺部のグリソン鞘という結合組織は、肝動
    脈、門脈および胆管の枝を含んでいる。また肝小葉の中
    心にある中心静脈は、肝静脈につながる。肝小葉の中で
    は周辺から中心に向かって血液が流れ、作られた胆液は、
    周辺に向かって運ばれます。そして肝臓の細胞は、この
    流れの方向に沿って索状に配列している。
    肝臓は大きくわけて、栄養素を蓄える・体内に必要な物
    質を合成・解毒作用の3つの働きを行っている。まず栄
    養素の貯蔵であるが、肝臓では、糖をグリコーゲンに変
    換...

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