共産主義における私有財産の廃止

閲覧数6,674
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    マルクス・エンゲルスの『共産党宣言』に書かれている私有財産の廃止。
    それに関する疑問点などを述べたレポート。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「 共産主義における私有財産の廃止 」
    東西冷戦終結により、東側陣営の掲げていた「共産主義・社会主義」は極端に言えばもはや敗北した理論とみなされるようになり、世界において「民主主義」は絶対的な地位を占めるに至った。私自身、各個人に平等な権利を明確に保障する民主主義の理念は、紛れもなくすばらしいと思う。しかし、ここ数年「リベラルデモクラシー」を代表するアメリカが、イラク戦争を契機に中東諸国に「民主化ドミノ」という強引な形で民主主義を押しつけようとする姿勢を強めていることに違和感を覚えていた。それと同時に、現在も共産主義・社会主義、王政、独裁などという日本人である私からは旧態依然とした体制に映る政治体制にある国家について考えてみることが多くなった。現在も民主化していない国家も、遅かれ早かれ将来的には民主化の道を辿るのは間違いないだろう。やがて地球上から共産主義・社会主義国家がなくなる時代が来るのかもしれない。確かに歴史の過程を見ても明らかなように、民主主義と比べた共産主義・社会主義は非常に後進的に見える。しかし、どんなに後進的な理論や体制でも、全てが悪いとは一概に言い切れないのではないだろ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。