変成器

閲覧数2,763
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    1 目的
     変成器を作成し、自己インダクタンス、相互インダクタンス、結合係数、負荷特性を測定する。作成した変成器の特性と理想変成器や密結合変成器との違いを比較する。

    2 原理
    図1のような変成器を作成する。
    図1のように入力電圧 、出力電圧 、相互インダクタンス 、1次側の自己インダクタンス 、その電流を 、2次側の自己インダクタンス 、その電流を とする。このとき、変成器の基本式は、
                 ?
    という関係がある。また、入力電圧 と出力電圧 の間には、理想的な場合、

    (N1:一次巻線数、N2:二次巻線数、n:巻数比)
    という関係がある。これを考慮して巻線数を決める。
     1次側の自己インダクタンス の値は、2次側をオープンにした状態で図2のように入力電圧 、抵抗間電圧 を測定して求める。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    10 変成器の作成と特性測定
    1 目的
     変成器を作成し、自己インダクタンス、相互インダクタンス、結合係数、負荷特性を測定する。作成した変成器の特性と理想変成器や密結合変成器との違いを比較する。
    2 原理
    図1のような変成器を作成する。
                
    ・  ・
       
                
    図1 変成器
     図1のように入力電圧 、出力電圧 、相互インダクタンス 、1次側の自己インダクタンス 、その電流を 、2次側の自己インダクタンス 、その電流を とする。このとき、変成器の基本式は、
                 ①
    という関係がある。また、入力電圧 と出力電圧 の間には、理想的な場合、
    (N1:一次巻線数、N2:二次巻線数、n:巻数比)
    という関係がある。これを考慮して巻線数を決める。
     1次側の自己インダクタンス の値は、2次側をオープンにした状態で図2のように入力電圧 、抵抗間電圧 を測定して求める。
    1 2
                      
    1’ 2’
    図2 自己インダクタンスの測定
    このとき、
    よって、①式より、
    この式より、1次側の自己インダクタンス ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。