民事訴訟法第3課題

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    民事訴訟法 第3課題

    民事訴訟において証人が負う一般義務の内容を説明したうえで、報道機関の記者が証人として出廷した事件で当該記者が取材源についての証言を拒絶できるかどうか、また、できるとした場合、それはどのような基準に基づいて判断されるべきかについて論じなさい。
     証人尋問とは、証人に対して口頭で質問をし、証明の対象たる事実につきそのものが経験した事実を供述させて、その証言を証拠とする方法で行われる証拠調べのことである。証人とは、過去の事実や状態につき自己の経験により認識したことを訴訟において供述すべき、当事者およびその法定代理人以外の者をいう。わが国の裁判権に服する者はすべて、証人として尋問を受ける公法上の義務を負う(190条)。証人が負う義務は、以下の3つである。①証人として適式な呼び出しを受けた者は、証拠調べ期日に出頭しなければならないとする、出頭義務。②証人が裁判所の面前で良心に従って真実を述べる旨を陳述しなければならないとする、宣誓義務。③尋問された事項について、良心に従い真実を述べ何事も隠さず何事も付け加えずにこたえなければならないとする、供述義務である。

     しかし供述...

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