リハビリテーションに関わる生理と病理【反射】

閲覧数2,557
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料に関する説明及び紹介文句を入力してください。
    (検索、露出及び販売にお役立ちます)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【反射とは】
     反射(reflex)とは受容器の刺激によって起こった興奮が,中枢を経由して,意識とは直接関係なく,筋や分泌腺などの効果器の反応を生ずることをいう¹⁾.
     反射(reflex)とは,刺激に対して精神や意識とは無関係に生体が起こす自動的な,比較的一定の様式の反応を指す²⁾.
     反射によって生じた骨格筋の運動を反射運動(reflex movement)という.動物の運動は随意運動(voluntary movement)と反射運動に大別され,両者の作用が統合されて運動は構築されていく.反射運動の最も重要な特徴は精神や意識と無関係な運動で,刺激に即応して単純な反応様式をとることである²⁾.
     反射とは,皮膚や,筋肉,深部組織,関節などにある感覚受容器からの刺激が,求心性神経を経て,中枢神経に伝えられ,少なくともそこで1回以上シナプス接続を行い,遠心性神経を経て,末梢の筋肉,血管,腺などの効果器に反応を起こさせる現象をいう.この場合,大脳皮質は関与せず,意思とは無関係に,不随意に行われる³⁾.
    1.反射の種類
    表1 臨床神経学で用いられる反射の種類²⁾    表2 受容器による分...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。