合格レポートです。
参考文献↓
①新・社会福祉とは何か 大久保秀子 一橋出版 株式会社 2007年5月15日
②保育・教育ネオシリーズ[7]社会福祉 阿部實 株式会社 同文書院 2004年4月15日
③保育ライブラリ 保育・福祉を知る 社会福祉 片山義弘 李明徳 ㈱北大路書房 2004年8月20日
④改訂・新保育士養成講座2005第一巻 社会福祉 改訂・保育士養成講座編纂委員会 社会福祉法人全国社会福祉協議会 2005年2月7日
社会保障は国民の生存権の保障であり、社会保険、公的扶助、公衆衛生及び医療、社会福祉によって成り立っている。本レポートでは、社会保険と公的扶助について述べたいと思う。
社会保険は、国民が生活していく上で、介護や失業、病気、労働災害や老齢などの事故やリスクに備えて、事前に保険に加入することによって、事故などが起こった際に現金、または現物給付によって生活を保障する相互扶助の仕組みである。
日本の社会保険は、疾病や負傷の際の医療の給付を行う医療保険、「要介護」「要支援」の区分に応じて、保険の給付額が設定されている介護保険、失業に際して求職活動を行う一定期間、失業給付を行う雇用保険。働いている間に決められた保険料を支払うことによって、老後に年金を受け取ることができる、年金保険、業務災害及び通勤災害にあった労働者又はその遺族に、保険給付を支給する、労働者災害補償保険などがある。
日本の社会保険は、一定の要件に該当する者を対象とする強制加入を原則としている。主な財源は保険料が中心であり、被保険者全体の平均期危険率と被保険者の負担能力(所得)を基にした平均保険料主義が採用されている。保険料を軽減す...