博物館実習 「現在の博物館・美術館についての自分の考え」 事前レポート

閲覧数5,670
ダウンロード数9
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    博物館の館務実習の事前レポートとして、実習館より課題で出ました。

    博物館学芸員課程の授業でも、レポート課題として出そうな内容だと思います。

    レポート作成の参考にしてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    現在の博物館・美術館についての自分の考え (2000 字)

    博物館・美術館については、法律の面と博物館のハード面、ソフト面について考えてみたいと思う。
    最初に、法律面であるが、日本では博物館法において、博物館は「登録博物館」、「博物館相当施設」「博物館類似施設」と呼ばれており、全てを合わせて博物館と言われている。全ての博物館が「登録博物館」になれない理由としては、設置母体が「登録博物館」の設置母体として認められている地方公共団体、公益法人、宗教法人、一部の特殊法人以外の設置母体が設置していることや、法律上の要件である、1、博物館資料の存在、2、学芸員その他の職員の存在、3、必要な建物および土地の存在、4、1年を通じて 150 日以上の開館の4要件が満たされていない場合などが考えられる。
    しかし、「登録博物館」ではなくとも、「博物館」を名乗ることができるため、登録博物館にするにはメリットが少なく、条件も厳しいため、敢えて「登録博物館」にせず、「博物館相当施設」「博物館類似施設」として設置する例も少なくない。
    この法律制度は、日本の社会教育としての「博物館」の価値を下げると考えられる。社...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。