『確かな学力』を育てる授業の確立のために必要となる、いくつかの事項について具体的に考察せよ

閲覧数1,645
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員880円 | 非会員1,056円

    資料紹介

    東京福祉大学「授業研究」のレポートの参考に。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     「『確かな学力』を育てる授業の確立のために必要となる、いくつかの事項について具体的に考察せよ。」
     平成15年の学習指導要領の一部改正にみられる「確かな学力」は、「生きる力」を知の側面からとらえたものである。この「確かな学力」について、中央教育審議会では次のように定義している。「『確かな学力』とは、知識や技能はもちろんのこと、これに加えて、学ぶ意欲や、自分で課題を見付け、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力等までを含めたものであり、これを個性を生かす教育の中ではぐくむことが肝要である」。
     では、「確かな学力」のという言葉の中にある、「確かさ」とは、どのようなことを指すのであろうか。一般的には、「知識の確かさ」や、「技能の確かさ」がイメージされ、それは「記憶の確かさ」や「技能の正確さ」として、「くり返し学習」や反復練習によって生み出されるものと考えられがちである。しかし、「確かな学力」を考える場合における「確かさ」には、これ以外のものも含まれている。例えば、「思考の確かさ」とは、知識や技能の確かさとは異なっており、この「確かさ」は、反復練習ではなく、思考...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。