「離乳」に関する最近の考え方について述べよ。

閲覧数1,551
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「「離乳」に関する最近の考え方について述べよ。」
    まず、「離乳」とは何かについて述べていく。出生直後の新生児が、この世に産まれて初めて口にする食物は乳汁である。特に、母乳が必要である。しかし、いつまでも新生児に乳汁だけ与え続けていては、乳児の急激な発育を満足なものにすることはできない。子どもの成長・発達に即して、乳汁以外の食物を食べるための能力を発達させていかなくてはならない。そのために行われる食生活を「離乳」と言うのである。乳汁栄養と、乳汁栄養から幼児食に移行する離乳こそ、乳児期の栄養・食生活の最大の特徴であり、乳幼児期の発育・発達と健康を支えることになるのである。

    乳児にとっての離乳とは、授乳または哺乳によって保たれていた母体とのつながりを断って、幼児期もといおとなの食生活へと移行するための画期的な時期である。乳児は生後5~6カ月までは、だいたい乳汁だけで健康と正常な発育を維持しうる。だが、そのままの状態を続けていると、栄養要求量を水分の多い乳汁だけでは満たすことができなくなり、病気に対する抵抗力が弱まり、貧血傾向になり、筋肉は弾力を失い、体重の増え方が悪くなるなどの状態になって...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。